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ピンクリボンですかぁ

この時期になるとやたら目に付く、ピンクリボン。

苦手です。

なんか、まぁ、違和感があるんですよ。正面きって「反対!!」と唱えることは絶対できない、でも、両手を挙げて賛成することもできないような、変な感覚。

ピンクリボン運動。乳がん検診受診の啓発ですよね。あれって、どうしても、マンモグラフィーを作ったり売ったりする会社が仕掛けているんでないの?と勘ぐってしまいます。

だって、私、もと製薬企業社員ですが。昔、ちょっと知ってる人が「うつ病は心の風邪」という言葉を生み出したんですよ。その方とどういう位置関係なのかを明記したいのですが、それをやっちゃうと色々支障あるかもしれないので、ごめんなさい、「関係者」ってことで。

この言葉が生まれた背景には、「うつ病は風邪みたいに、誰でもかかる可能性がある」→「潜在患者が多いはず」→「精神的に落ち込んでいる人を病院に呼び込めば患者を増やせるはず」→「薬が売れる!」という図式があったわけです。

また、当時アメリカで流行していたSSRI(抗うつ薬のひとつ)が、「性格改善薬」と一部で報道された事もあり、なんだか、落ち込んでいることは人として良くない事、みたいな風潮があったことも背景にあります。

これ、マーケティング部門の友達からきいたことでした。私自身は臨床開発のほうだったので、こういうマーケティング活動をして、患者を増やして、薬を売るのね~。と複雑な心境になったものです。

そのマーケティング部門の友達がいた会社のうつ病治療薬は、このおかげで、見事にシェア1位獲得ですよ。うつ病患者が増えているとマスコミなどで特集され始めたのも、この時期でした。

なので、私は、医療とその背景にいる製薬会社などとの関係を、ドラマさながらにドロドロの癒着があるはずだ、と思ってみてしまいます。


ピンクリボンの話に戻ります。

たしかに、受診の啓発は良いことだと思います。受診しないと、病気は見つからないもんね。

でも、その見つけ方が問題なのでは?と思うんです。マンモグラフィーで、それこそ中年になれば誰でも持っているであろう乳房の石灰化した粒を探し出し、それを「乳がん」と位置付けて、不要な治療(手術や抗がん剤やホルモン剤)を施してしまう。もし、それが、治療の必要のない、ただの石灰化だったら?

でも慣れない医師は、見過ごして万一 後になって癌化したら困るから、そりゃ切っちゃいますよね。そして、大切な乳房を失ったしまった女性は、乳房再建します。そこにも当然、医療産業界が関わっています。

実際、ピンクリボン運動(受診勧奨運動)が盛んになって以降、乳がん患者は増えているそうです。が、進行性の乳がん(=本当の乳がん)は横ばいで、初期の乳がんばかり増えているんだそうです。

これって…。初期で見つかったから治る人が増えたのであって、もし今までのままだったら初期で見つからず進行性に変わっていた、つまり、進行性も増えていたはず、ってこと?

それならいいんだけれど。

いろんな企業がピンクリボンキャンペーンに費やすお金を、もっと福祉等に回せばいいのにな~、と、ド素人な私は思います。そして、マンモグラフィーという名の放射線機器が、本当に乳がん(やがて進行性となるであろう乳がん)の発見に役立っているのか、統計的な数字を見たいな~、と思うのです。

ピンクリボン運動による乳がん検診受診率は、日本で大々的に行われるようになって以来、期待されたほどアップしていないそうです。受診勧奨は、むしろ、お役所が検診の通知を出したものの受診していない人に対して、再度受診を促す通知を出した場合のほうが、率は上がるそうです。

地味な作業ですが、そうやってこつこつとプロモーションしていけばいいと思うんですがね。なにも東京タワーの色を変えたりTVで宣伝したりしなくても。


私と同じような考えの人がいないかな~、と思いつつ、ググってみたら、こんなん見つけました。

***********以下引用***************
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科 勝俣 範之 2013年9月26日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp

今年もまたピンクリボンキャンペーンの月が近づきました。私は最近ピンクリボンキャンペーンが 始まるとちょっと憂鬱になります。日本のピンクリボンキャンペーンのほとんどが、「早期発見早期治療」しか言わないからです。おまけに、「がんは、早期発見早期治療で治る」「検診していれば大丈夫」「生活習慣で予防できる」などと続きます。

乳がんのマンモグラフィー検診で科学的に有効性が示されている対象年齢は、50歳~74歳と限られていますし、最近では、New England Journal of Medicine誌 http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1206809 に、マンモグラフィー検診で進行がんは減っておらず、その割に、早期乳がんばかり増えている傾向がある、すなわち、過剰診断が行われているだけである、などとの報告があり、検診推進論に、否定的なことも報告されています。以上のことから、「検診さえやっておけばよい」というメッセージは誤っていると思います。(後略)

**********引用おわり*************

この方は、専門家にもかかわらずハッキリと「誤っている」と公言するほと、強く思っているってことでしょうか。もっとも、「誤っている」のは「受診勧奨のみ行っている」点についてであって、ピンクリボン運動そのものを否定しているわけではないようですが。


それにしても、乳がん患者さんてほんと多いですね。闘病ブログばかり集めたサイトを見てみたら、乳がん患者さんは、3000人以上いました。ブログを書いている方だけで、です。

参考までに、そのサイトに登録されていた病気とその数を載せますね。

********以下引用***********
収録闘病記の多い病名
乳がん(3647) うつ病(3242) 不妊症(2454) 関節リウマチ(942) パニック障害(805) 統合失調症(700) 摂食障害(655) 子宮頚がん(子宮頸がん)(624) 子宮筋腫(569) 1型糖尿病(537) 全身性エリテマトーデス(SLE)(530) 胃がん(486) 卵巣がん(423) 潰瘍性大腸炎(417) 肺がん(407) クローン病(403) 自閉症(398) 悪性リンパ腫(382) C型肝炎(378) アトピー(376)

********引用おわり**********

↑ このサイトは、ブロガーが登録するのではなく、サイトのほうで闘病記を見つけたら登録してくれるようです。当然のことながら、乳がん罹患は比較的若年層に多く・女性の病気ということで、ブログを書く年代層(セグメント)に一致するため、罹患したらブログを書く率が高くなるでしょう。なので、他のがんに比べると一層ブログの数は多くなると思います。

にしても、がんのダントツトップが乳がんなんだ。予想以上に多かったです。ピンクリボンで見つかった人がそれだけ多いってことなのかな。

ちなみに、大腸がんのリボンは、「パープルリボン」だそうです。個人的にはこれを着けたいけど、誰も知らないよな~。

(毎度の長文、読んでくださってありがとうございます。もっと簡潔に書けるようになりたい(T^T))
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コメント

No title

乳がんで闘病されていた方も 同じようなお考えのかたがたはいらっしゃいました
残念ながらなくなられましたが、その方のブログは今もご主人か継続されています
ペコさんって テレビにも取り上げられていらっしゃって、ブログをもとに本も出されていますね

その方も参加されていた(というか先頭きって活動されていましたが)
http://hart.omism.com/arc/2008_0508_2121.html

ご存じだとは思いますが ご参考までに・・・


私の主人は舌ガンで ステージⅣでしたが 今も術後13年、日々大変ですが生きて仕事しております
ガン患者の その家族の苦しみも最近はようやくブログやネットで声として挙げられているのを見ることができるし
ネットでいろいろ探せて
主人の最初のガン罹患の時にはこんなにありませんでしたので
いろいろおどろいております


長々しつれいいたしました

>Jさんへ

コメントありがとうございます。
ご紹介いただいたブログは知りませんでしたが、その中で取り上げられていた事実は知っています。私は乳がんではないですが、あのキャンペーンや事務局に対しては、なんともいえない怒りが湧きました。
ピンクリボン運動を行っている人(企業)の全てが悪いとは思いませんが、一部の勘違いキャンペーンのせいで、全ての啓蒙活動が頭ごなしに否定されるのもまた、問題ですね。キャンペーンが大きくなればなるほど、利権が絡んだり、勘違いが生まれるのは仕方のないことなのでしょうか、この社会では。
情報のご提供、ありがとうございました。

ご主人ともども、ご自愛ください。

パープルリボンですか~

紫は私の好きな色なんで・・・

・・はともかく、確かに「癌」って昔は今ほど多くなかったですよね、少なくとも検診が一般化されて特に多くなったのではないかと私も思ってます。
前の会社の同僚も、乳がん検診で石灰化が認められ摘出しましたが、良性だったので大事に到りませんでしたが、それこそ彩さんの言うように悪性と良性の中間に位置する状態ならどうしたんでしょうね。

大腸がんだって、私は完璧にレベル5の進行がんって事で完全なる悪性腫瘍だったのですが、アレってレベル3とか4ならどうなるんでしょうか?素人なんでわかりませんけど(;^ω^)

結局は世情において、「癌」に対する対策や治療のあり方が混沌としてるが故に、私たちがん患者の苦悩は増えるんですよね。
特に「抗がん剤」についての是非については特に深刻です。

精神薬については、私もパニック障害で長年・・今でも抗不安剤だけは切れませんが、あれは確かに依存するの解ってて嘘ついて処方してます。しかも、本当がうつ病かどうかなんて自己申告のみの勝手な医者の判断に基づいて処方してますから。
精神疾患を患った人が何故あんなにOD(オーバードース)出来るか?・・それは医者による過剰な薬の処方なんですよ。
私も当時、クッキーの缶にいっぱい薬が余ってましたね~笑

長~~くなったですね、ごめんなさい。

>麻花さんへ

昔よりも癌が増えたというのは、診断技術が進んだせいなのか、癌の絶対数が増えたせいなのか、わからないですよね。両方なんでしょうが。

でもやっぱり技術の進歩のほうが大きい気がします。なのに、それを棚にあげて、単純に「癌が増えている」と声高に叫ぶのは、医療産業と生命保険産業ですかね。あと、へんなサプリメント類の業界とか。

西洋医学の薬は怖いなというのが、私の印象です。製薬の現場を見ているせいですがね。これが、たとえば薬剤師や医師の立場だったら、また違うのかもしれません。ま、実際には役に立つ薬のほうが多いだろうから、一概に薬を悪者扱いする癖も直したいとは思っています(笑)

私も紫、好きですよ^^

初めまして

2年前に大腸がん&肺転移発覚。術後3か月足らずで肝臓転移発覚(ま、つまりは肺肝同時転移だったんだろうと)。一年間の抗がん剤治療に耐性が出来て無治療・・・でもセカンドで行ったNCCで手術適応となり、今年2月28日に手術し今に至ります。

と、自己紹介させていただきました。ブログ村でこちらにたどりつきました。実は10年前にも割と初期の乳がん手術をしておりまして、ピンクリボンに関するご意見に…同意です。

乳がん患者は若くて女性が殆どで術後元気!・・・なんでブログを始める方が多いですね。

がんは再発してから始まるというのが強い実感なので、初発治療が終わったらもうがんのことを忘れて生きていけばよいのに・・・なんてひそかに思っています。

検診もマンモよりまずは自分の手で。若いとマンモは有効じゃないし、乳がんになりたくないなら、キャンペーンなんて無くたって自己責任で行くだろ!と思ってました。検診に絡む多大な利権構造・・・。近藤誠先生もずっと以前から警鐘を鳴らしていましたね。

またときどき遊びに来させてくださいね。

Y子さんへ

初めまして。コメントありがとうございます。

> がんは再発してから始まるというのが強い実感なので、初発治療が終わったらもうがんのことを忘れて生きていけばよいのに・・・なんてひそかに思っています。

私も、がんとの本当の闘いは再発または転移して根治ができなくなってからだと思っています。だから、根治手術ができて経過観察に入ったら、「がん患者」と思わないでいたほうが健康のためにも良いと思っています。特に、乳がんの初期の方には。一般的に乳がんは進行の遅いものが多いときくのでね。

ただ、人によって考えは様々ですからね~。癌ときいただけで死にそうな考え方の人もいます。それはそれで、仕方ないと思う。実際、部位や進行具合によっては死の病ですもん。人それぞれですね。

自分の病気がどんなもので、どのように進行していて、今後どのように変化していくのかを、マスコミなどで仕入れたイメージではなく、しっかりと事実を把握しながら、進んでいきたいと思います。ぜひまた遊びにきてくださいね。
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プロフィール

彩

Author:彩
2012年12月、S状結腸癌再発。腹膜播種、卵巣転移。
初発は2010年ステージ3aでした。根治手術からちょうど2年後の再発でした。
現在は、標準治療を終えて、ホスピスで緩和ケアを受けています。
東方神起の復活まで生きたいなー。ムリかな(^^;)

2016年3月20日永眠

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