スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(現在進行形)へ

「がんはお友だち」

私は、「癌は友達」とは思っていません。コイツのせいで失ったものや、失う物が、多いから。

そりゃ、時々、与えてくれるものもありますが、断然、失うもののほうが多いし、喜びよりも悲しみや葛藤のほうが絶対的に大きい。リスク&ベネフィットの考えでいったら、リスクばかりが大きすぎる。そんな存在が、「お友達」のわけありません。

でも体の中にいるから、仕方なく付き合っていますけど。

こういう考えの人間なので、「がんはお友だち」なんてタイトルのついた記事は、読む前から「なんだそりゃ」って思っていました。

この、「がんはお友だち」という記事は、「がんサポート」誌の2014年2月号に掲載されていたものです。「ブログの達人」シリーズにこのブログが掲載された号です。(その節はありがとうございました)さりげなく宣伝←

さっき部屋の片づけをしていたときに、この雑誌を久しぶりに手に取りました。

自分の出ているページを見て、「この写真のころはまだ、今ほど丸くなかったよなぁ」と、容貌の変化に落ち込みつつ、ふと、思い出しました。

そういえば、私の掲載ページの次のページに載っていた記事が感動的だったんだ。

記憶とは曖昧なもので、実際は「次のページ」ではなくて数ページ先だったのですが、その記事は、ありました。それが、「がんはお友だち」と題された記事。「第一回闘病記大賞」の優秀作品でした。

筆者の方は、知的障害をお持ちで、初期乳がんの他にも実にさまざまなご病気をされています。その中で、「胃のポリープ」の話が何度か出てきます。以下、少し転記しますね。

=================

ポリープは良性です、(中略)沢山できたポリープたちです。「園子ちゃん、下宿するよ」の予告もなしに、いつのまにか、私のいぶくろの中に下宿して、家賃もしはらうことのない、ポリープたちに、(中略)名づけました。にぎやかな胃袋です。


きっとポリープ語で、サーモンピンク色の天使たちは、私のことをそうかつしているのだと思うようにしています。


ポリープちゃんたちも、(中略)かわいいお友だちです。つらいことも、たのしいこともポリープちゃんたちにはなしています。こたえはかえりません。でも、ポリープ語でかの女たちが話していると信じています。こうとうむけいかもしれないけど、そう思うことによって心がなごみます。


ポリープができたということは、まさに、私のストレスの所産です。(中略)でも、それも生きているあかしです。


明るい人になりたいです。歩けることは幸せです。ろうかを歩くだけでも幸せです。


(以上、誌面より抜粋転記しました。)

これ以外にも癌の話を書かれているのですが、私は、この胃のポリープとの向き合い方に感動しました。。。悪性ではないからお友だちなんて思えるんだろ、なんて、冷徹な自分は穿ってみることもあるけど、でも!きっと、この筆者の方は、これが悪性の胃がんだっとしても、同じように書けるのだと思います。そういう雰囲気が、彼女の闘病記からは読み取れたのです、私には。

知的障害があるということで、一人ではどこにも出かけられないと書かれています。周りのお世話になってばかりの人生だと書かれています。

そんな自分が、周りの人に何かをしてあげられるとは、ご本人も意識的には思っていないようです。だけど、彼女が希望をもって、勉強という夢をかなえながら生きている姿勢そのものが、周りに与えている影響は、小さくないと思いました。

現に、私自身も、彼女の書いた闘病記に感動し、触発された一人なので。

この方は、ルームメイトが使用する紙パンツに、後ろ前がわかるように絵を描いてあげるのだそう。その絵が、とても手の込んだものです。決して上手ではないけれど、一生懸命かいているのだと思います。

私だったら・・・せいぜい、「後ろ」とか「前」とか文字を書いて終わらせるだろうな。

この方の感性というか優しさというか、なんだろう、純粋さとひたむきさ?よくわからないけど、この方の人間性に、学ぶべきところが、たくさんありそうです。私にはね。

この方が、ここまで気持ちをもっていくまでには、長年の苦労と苦しみがあったのだろうと察します。62歳とのことですが、このまま長生きしてほしいと願いました。ご本人の夢が、「長生き」だったので(^^)

良い闘病記と出会えたな、と思いました。これから先、辛いことがあるたびに読み返したくなるような、素敵な記事でした。

リンク⇒ がんサポートのHP

リンク⇒ アマゾンでも売ってます
関連記事
スポンサーサイト
にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(現在進行形)へ

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメのhさんへ

要町病院は、私もかかる予定です。といっても腹水でではなく、がん研有明の提携先でう家からも近いので、緊急のときに行くという感じで紹介され、カルテだけ作ってあるんです。腹水センターのことは知りませんでした。要町病院は、がん研が大塚にあった時代から親密な様子だから、私としては信頼できる病院だと思っています。具体的な情報を持っていなくてごめんなさい。

私も、全身のどこに癌があるのか調べてないですよ。播種はCTで追っていますが、それ以外は見ていません。だから、もし肺にあってもわからない状態。でもそれは播種の患者には普通のこととききました。他臓器に転移して症状が出ているならもちろん画像で調べますが、症状がないなら、播種がある時点で全身化学療法決定だから、無症状な転移を知っていても意味がないのだ、ということらしいです。私はそれで納得しました。播種が完全に消えたなら、多臓器の転移の有無も調べる意味はあると思います、ってか調べなくちゃいけないですよね。

あ、でも腹腔内投与とかやるなら、どこに癌が存在するのか把握しておかないといけないのかなぁ。ごめんなさい、自分の治療以外は、まったく不勉強な私です(--;)

>鍵コメのrさんへ

おひさしぶりです!コメありがとうございます。他所のブログのコメント欄でちょっと前にrさんのコメントを偶然みつけて、お元気にしていらっしゃる様子を知って喜んでいました。前は副作用が辛そうで、とても心配していたのですよ。

もし抗がん剤治療を再開するなら、すこし用量を落としてもらうとか、どうですかね?私は副作用が少ないと自分で思っていましたが、よく考えたら、最初の数ヶ月はがんばったけど、途中でつらくて、用量を80%に落とし、しかもエルプラットを抜いているんですよね。それなら楽なわけですよね。でも、これで現状維持ができています。

人によっていろいろ違うから、勧めるのも変なのですが、こういうのもいるよっっていう話です(^^)

ところで、丸山ワクチンて、月換算で3万くらいときいたのですが、そんなに安いのですか?(私にとっては高いけど・・・)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

病気との向き合い方

彩さん、こんにちは。

病気が判明してから彩さんをはじめ、たくさんの方の闘病ブログを読ませていただいてました。
そして入院……手術を終えた後、病院の売店でたまたま手に取った「がんサポート」で彩さんのブログの紹介記事を見つけました。なんだか懐かしい人と再会したような気持ちになって読んだことを覚えています(立ち読みでスミマセン)
「がんはお友だち」も読んだ記憶があります。ただその時は手術直後で、とてもこの方のように考える余裕がありませんでした。
今は仕事にも復帰して、以前のような生活を送っていますが、いまだに病気をどう捉えるか、どう向き合ったらいいのか、明確な答えがだせずにいます。
この方のように考えることができるようになれば、もっともっと「生きる」ということに意味が持てるような気がします。

P.S 高校野球、佐久長聖は負けてしまいましたね。残念!

>ひなぽんさんへ

ひなぽんさん、コメありがとうございます。

病気になった直後って、余裕が全然なくて、自分には絶対闘病は無理!とか思って逃げ出したくなりました。周りの先輩患者さんたちがそれはそれは立派に見えて。でも、時間がたって、適応できていくものなのかな・・。私なりにがんばっていけるかも、とも思うようになりました。立派にはなれないけど(笑)

佐久長聖が代表だったんですね。今年はなぜか全然高校野球に興味がなくて、知りませんでした。東京代表もどこだか知らないや。。。負けちゃったのか(><)昔は松商とか東海大三とかだったのに、時代も変わりましたね。

>鍵コメのrさんへ

お返事ありがとうございます。詳しく教えてくださって、ありがとうございます!助かります。

丸山ワクチンを打っていても再発するという話をよく聞きます。だから、払えない金額でもないかもしれないけど。。。やっぱりきついかな。もっと金銭的に余裕があれば、もし効かないとしてもやるんですが・・・私は標準治療でいっぱいいっぱいかもしれません(><)またいろいろお聞きするかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
Secret

抗がん剤アンケート
終末期アンケート
FC2プロフ
プロフィール

彩

Author:彩
2012年12月、S状結腸癌再発。腹膜播種、卵巣転移。
初発は2010年ステージ3aでした。根治手術からちょうど2年後の再発でした。
現在は、標準治療を終えて、ホスピスで緩和ケアを受けています。
東方神起の復活まで生きたいなー。ムリかな(^^;)

2016年3月20日永眠

最新記事
カテゴリ
最新コメント
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブログ村
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。