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「生」について考えたこと。

今日、NHKでやっていた「老人漂流社会」という番組を見ました。

取り上げられていたおじいちゃんは、88歳で、一人暮らし。奥さんはすでに亡くなり、子供もない。認知症などは患っていないものの、介護なしでは生活できない。そんな彼の生活のドキュメントです。

おじいちゃんは、昨年の夏に自宅で脱水症状で倒れていたところを、隣人に見つけられ、一命をとりとめたらしい。その後、施設を転々とし、自宅を引き払って生活保護を受け、介護施設に入居した。

自宅を引き払ったときの、おじいちゃんの表情が、なんともいえず悲しかったです。。。亡き奥さんの遺骨を抱えて、ずっと泣いていた。すごくさみしそうに見えた。

その表情をみて、私は思いました。このおじいちゃんは、本当はもう生きていたくないんじゃないか?去年倒れたときに、死んでしまいたかったんじゃないか?おじいちゃんは、幸せなのか?

本当は死にたかったのに生かされて、世を恨んでるんじゃないのか?

それなのに、ヘルパーさんたちに、「ありがとうございます」と涙ながらに言う、このおじいちゃんは、ものすごく昔気質の人で、自分がどんな状況にあっても、周囲への感謝を忘れない、素晴らしい人だと思った。

そしたら、こっちが泣けてきた。

なんで、助けてしまったの。おじいちゃんは、きっと、天国の奥さんのところに行きたかったんだよ。無駄に苦しませてるよ。人の死にも、時があるんだよ。

でもね。

私は間違ってました。

最後のほうでおじいちゃんが、施設の人から「延命措置をしたいか?」と聴かれたとき。

おじいちゃんは、「命のある限り、生きたいです。延命をしてください。」という内容のことを言った。

たまらず、私は声を上げて泣いてしまいました。

「命のある限り。」

おじいちゃんは、本当に人生を、命を、惜しく思ってる。大切に思ってる。貴重に思ってるんだ。

なのに、私ときたら。「おじいちゃんは死にたかったんだ」とか、とんでもない見当違いだった。

ひいては、私自身が、命に対して執着がないんだと思った。執着というのか。生を受けた者の使命であるべき、執着。それを、私は持っていない。大切なものを、「なくしてもいいんだ」と考える。逃げの姿勢。

うまくいえないなー。

命を、なめてかかてってるのか、私は。

とにかく、あのおじいちゃんから教えられたことは、

どんな状況にあっても、生きることをあきらめるな。

これです。
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プロフィール

彩

Author:彩
2012年12月、S状結腸癌再発。腹膜播種、卵巣転移。
初発は2010年ステージ3aでした。根治手術からちょうど2年後の再発でした。
現在は、標準治療を終えて、ホスピスで緩和ケアを受けています。
東方神起の復活まで生きたいなー。ムリかな(^^;)

2016年3月20日永眠

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